試験の合格まで勉強を続けられれば、
その試験には合格するわけです。
ですから、勉強を続けることに絞ってサポートしていきます。
合格するまで勉強をやり続けるための重要な要素として
合格の確信が持てる勉強法を持つことがあげられます。
あなたは、資格試験の受験をしようというとき、どのように勉強しようと考えますか?
テキストを読み込んで問題集で演習するのでしょうか?
スクールの受講でも独学でも、
テキストで学び学習の定着を問題集を解くことで確かめるという勉強法を採る人が多いことでしょう。
ただ、合格まで勉強を続けるという視点で考えれば、どの勉強法を選ぶかは極めて重要なことです。
「このやり方で勉強やり続ければ、合格出来そう」という納得感が持てれば
継続して勉強できます。
そこで、
合格できる勉強法との出会いと選び方を例示します。
ある書籍を通じて出会った勉強法。
【考える力を鍛える「穴あけ」勉強法】河合薫著
独学で人生を切り開いた著者
河合さんは、
国際線のCA→第一回気象予報士試験に合格→TVのお天気キャスター
→東京大学医学系大学院に合格→健康社会学者
という経歴です。
河合さんは、働きながら独学で人生を切り開いたのですが、
彼女の成果を上げた勉強法が、
「手書きで“穴あけ問題集”を作るだけで一気に身につく」
というものでした。
穴あきの問題集は、たくさん出版されています。
穴あけ問題集は、手書きで作るので世の中にただ1冊しかありません。
次のような文章から穴あけ問題をつくるとします。
1180年、平清盛は娘徳子と高倉天皇の間に生まれた3歳の孫を、安徳天皇として即位させます。
このことで、自分が天皇になる可能性がなくなった人物がいます。後白河法王の王子・以仁王です。
以仁王は、源氏の中で1人中央政界に生き残っていた源頼とともに平氏打倒に立ち上がり、諸国に挙兵を呼びかけます。
以上の文章から穴あけ問題をつくる例
① 1180年、□ □ □ は 3歳の孫を□ □ □として即位させた
②その結果、□ □ □以仁王は天皇になれなくなった
③ □ □ □は源頼政と□ □ □妥当に立ち上がった。
「穴あけ」勉強法 河合薫より
ノートを縦に折り紙面を2分割して、左側に穴をあけたつくります。
右側に、穴の答えを書きます。
ちなみに解答は順に
平清盛 安徳天皇
ご白河法皇の皇子
以仁王 平氏
手作りなので、問題は元の文章よりずいぶん単純化されます。
修飾語や形容詞を削って、主語と述語だけにしてあるからです。
ただし、ストーリは維持されているのが市販の穴あき問題集と違うところです。
ここで「穴あけ勉強法」が資格試験の勉強法として有効なるわけを説明します。
高速大量回転法(KTK法)という学習法を提唱している宇都出雅己さんという方がいます。
宇都出さんは、この学習法を実践してファイナンシャルプランナー試験、行政書士試験に短期間で一発合格しています。
これらの試験勉強の様子をメルマガとブログで実況中継して話題を呼びました。
また、KTK法を発展させた「ゼロ秒勉強術」(最短で受かる!世界一シンプルな試験合格法)も発表されています。
そして、「ゼロ秒勉強術」で、“択一試験の場合、基本的には過去問だけで、試験合格に必要な点数を取れる試験が多いです。“述べられています。
このように過去問だけに絞るのは、ゼロ秒解答=すぐに解ける・思いだせる状態を目指すからです。
このゼロ秒解答が、試験に受かるポイントなのですね。
ここで「穴あけ勉強法」なのです。
ゼロ秒解答の状態に持っていくには、「穴あけ勉強法」が有効かつ近道と思えるからです。
ゼロ秒勉強術では、ゼロ秒解答の前にゼロ秒読解のマスターがあるのです。
「穴あけ勉強法」は、勉強を作業化するのでルーティン化しやすいのです。
それに対して、「穴あけ勉強法」は、
そのままでゼロ秒解答の状態になるための勉強法と言えるのです。
穴あけ勉強法で過去問に取り組む場合
択一問題の正解が正しい文章であったら、それを穴あけ問題にします。
それに加えて、他の選択肢も正しい文章に変えて穴あけ問題を作ります。
どうでしょうか?
穴あけ勉強法は、すぐ試す事ができます。
だから、初めて資格試験にチャレンジする人に向いています。
KTK法(ゼロ秒勉強術)は、
行き詰まりを打ち破るため自分の勉強法を変えようと考えている人には有力な選択肢になりうると思います。
KTK(高速大量回転)法は、当研究所の代表である宇都出雅巳が、長年にわたりさまざまな速読術、学習・勉強法、記憶術などを実践・研究していく中で生まれた、インプットとアウトプットをだれにでも、すぐに実践できる、効率の良い、シンプルな学習法です。
トレスペクト教育研究所より
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